No.10 医療脱毛後の肌トラブルについて
医療脱毛ではレーザーを使用して脱毛を行うため、脱毛効果が高く、短期間で治療できるというメリットがある反面、いくつかの肌トラブルのリスクがでてきてしまうことがあります。
今回は、起こり得る肌トラブルの説明や、肌トラブルを控えるための脱毛後のボディケアについてご説明しようと思います！
◎医療脱毛後のトラブル一覧
- 赤み
レーザーの照射強度が高かったり、お肌が敏感な方であったり、日焼けしている肌へ照射を行ってしまうことで、肌が軽い炎症を起こしてしまいます。炎症反応のうちのひとつの「赤み」は代表的なリスクであり、施術後に生じることは多くあります。
毛根をターゲットにして施術を行うため、毛穴に赤みがでることが多く、その場合はに2～３日で治ります。肌全体が赤くなってしまっていると、7～10日かかることもあります。
- 火傷
レーザーとは熱作用のあるものなので、高強度で行いすぎたケースや、肌が敏感な方は火傷が起きたりします。脱毛でのやけどは気がつきにくく、症状としては「肌の火照り」「赤み」「かゆみ」「ぴりつき」などがあります。
- 毛嚢炎（もうほうえん）
毛嚢炎とは毛穴の奥にある毛根の炎症です。これが起こると肌に赤いブツブツが生じてしまいます。医療脱毛は毛根をターゲットに施術を行うので毛嚢炎のリスクが高くなるので脱毛後のケアをしっかり行うようにしましょう。
- 色素沈着
照射後は肌へのダメージが大きくなっているため摩擦や日焼けによって色素沈着を起こしやすくなります。脱毛後に起こってしまった色素沈着は一時的なものが多いので、時間が経つことで薄くなっていきます。このように脱毛後の肌トラブルはいくつかありますが、しっかりケアを行うことで最小限に抑えることができます！
◎医療脱毛後の肌ケアについて
レーザーを使用した脱毛の後は肌が敏感になっているので、しっかり保湿することが大切です。
赤みやかゆみ、火照りなどが気になるような場合には、炎症を抑えるために肌を冷やすことも大切になります。
軽い毛嚢炎や、色素沈着は経過とともに落ち着くことが多いので自然治癒でも大丈夫なことが多いです。
脱毛後のお肌はとても敏感です。そのため、保湿・紫外線対策も大切になります！！
お家でのケアをしっかり行うことで肌トラブルの防止や脱毛効果が高くなります！
当院には、万が一、肌トラブルが続く場合や、肌のことで不安がある場合は、当院の医師がすぐに診察を行えるような環境も整っております！
少しでも皆様のお力になれるように頑張りますので、一緒にお肌を綺麗にするために頑張りましょう！
おやま整形外科クリニック 白鳥