No.11 脱毛クリームってどんなもの?
脱毛クリームとは、皮膚表面にクリーム状の脱毛剤を塗布し、毛を溶かすことで脱毛を行うものになります。
脱毛クリームに配合されている、「チオグリコール酸カルシウム」という成分が、毛のもとである「たんぱく質」を分解する作用があるので、この成分により毛を溶かしています。上記でも述べたように、脱毛クリームは「毛を溶かしている」のであって、「毛根を破壊している」わけではないので、脱毛が出来ているわけではないというところがとてもポイントです!
◎脱毛クリームのメリット
即効性がある | 脱毛クリームを塗布してから15分程度時間を置いて水で流すだけで除毛が完了するので、簡単に除毛することが出来ます。 |
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多くの毛質に対応 | 脱毛クリームは「毛を溶かして」毛を処理するアイテムです。そのため、太い毛や濃い毛、産毛などさまざまな毛質に対応することが可能となっております。 |
△脱毛クリームのデメリット
毛根からの破壊は難しい | 脱毛クリームは皮膚表面に出ている毛に対し、「チオグリコール酸カルシウム」という成分によって毛を溶かす作用しか持っていません。そのため、皮膚の奥にある毛根までは作用することがありません。そのため、除毛効果はありますが、脱毛効果はほとんどないようになります。 |
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使用できる部位・ できない部位がある | VIOや顔などの粘膜に近い部分には使用が出来ません。これは、顔やVIOは皮膚が薄く、脱毛クリームでは刺激が大きすぎ、肌トラブルにつながってしまうことが多いからです。 |
肌トラブルの恐れがある | 脱毛クリームは「チオグリコール酸カルシウム」といってたんぱく質を溶かす成分が配合されています。毛と同じたんぱく質からできているお肌も一緒に傷つけてしまう可能性があり、肌トラブルの原因となることがあるので要注意です。 |
◎まとめ
いかがでしたか?脱毛クリームにはメリットもありますが、同じくデメリットも存在します。そのため、自分の状況にあった自己処理方法を見つけて「肌美人」を目指しましょう!
おやま整形外科クリニック 白鳥