低周波

低周波

山形県寒河江市の整形外科 おやま整形外科クリニックのリハビリ機器説明


低周波とは

私たちの身体には、外部からの電気的な刺激に対して敏感に反応する性質が備わっています。このような作用をうまく利用して、外部から電気を流し痛みの緩和を図ろうとするのが電気治療です。その代表的なものとして低周波治療があります。低周波治療では、周波数1200Hz以下の電流の刺激によって、筋肉を緩め、血液の循環が促されることで結果的に痛みが緩和されます。

当院で使用する低周波治療器には、干渉派と呼ばれる電気刺激も同時に組み合わせることが可能です。そのため、より鎮痛効果の高い電気治療が可能となっています。

適応

肩こりや筋筋膜性の腰痛、膝痛など長時間同じ姿勢や動作を繰り返すことで筋緊張が過度に高まり、痛みや重だるさを感じるような症状の改善に効果的です。

効果

筋肉が緊張して血流が低下すると、痛みを生み出す発痛物質が放出されて痛みが起こります。低周波電流は筋肉の収縮・弛緩を促すことで筋ポンプ作用による血行を促進します。血行が促進されることで、筋肉内の発痛物質が血流とともに流され痛みが軽減します。

また、低周波と干渉波を組み合わせることによって、より深部の組織に対しこれらの作用が働き、大きなリラクゼーション・鎮痛効果が得られます。他にも、低周波電流には神経間での痛みの伝達を抑制する効果も期待されます。これはゲートコントロール理論と呼ばれており、低周波により伝導速度の速い触覚神経を刺激することで伝導速度の遅い痛覚神経の伝達がブロックされ、痛みの伝達が抑制されます。さらに、低周波治療の周波数に依存して脳脊髄液内への様々な鎮痛物質が誘発されることが報告されています。

使用方法

2つまたは4つの導子カップを痛みのある部位を挟むように貼り付け、20分程度電流を流します。電流が筋肉を刺激しやすい場所は導子カップと導子カップの間になります。そのため、痛みのある部位に、導子カップを直接貼り付けても最大限の効果は発揮されません。

注意点

・電気的な刺激は強いほど効くわけではありません。かえって逆効果になり、筋肉疲労を起こすことがあります。刺激の強さは心地よいと感じる程度の強度に設定しましょう。刺激が強すぎると感じる際には、スタッフに遠慮なくお声がけ下さい。

・人工関節やペースメーカーなどの医療機器を使用している患者は、場合によって使用を控える可能性がありますので、事前に担当スタッフへご連絡下さい。

監修医師

  1. 小山 翔平(おやま しょうへい): 日本整形外科学会 認定専門医…おやま整形外科クリニック 院長

山形県寒河江市の整形外科 おやま整形外科クリニックの院長紹介

氏名: 小山 翔平(おやま しょうへい)
出身地: 山形県寒河江市
資格: 日本整形外科学会 認定専門医