「筋膜リリース」

「筋膜リリース」

山形県寒河江市の整形外科 おやま整形外科クリニックのリハビリ解説


概要

・筋膜とは、その名の通り筋肉を覆う膜を指します。しかし、ただ一つの筋肉を覆っているわけでなく、あらゆる筋肉や神経、すべての器官を覆い、身体全体を通じて三次元的に連結していると言われています。

・その組織は高密度の平面組織のシートのようなもので、膠原線維性結合組織とも言われます。イメージとしては網目の細かいセーターのようなものです。

・筋膜は、膜に強度と形態を与える膠原線維(コラーゲン)と、形態記憶性と伸張性を与える弾性線維(エラスチン)から構成されます。

・筋膜リリースとは、これらの組織がねじれたり固まったりしたものを、伸張しながらリリース(解きほぐす)する手技のことを言います。

身体異常の原因と治療

・筋膜の異常は主に3つです。①高密度化:コラーゲン線維、エラスチン線維の密集。②基質のゲル化:粘稠性の増大。ヒアルロン酸の凝集化:筋膜間に存在するヒアルロン酸濃度が上昇。

偏った筋活動や不良姿勢、外傷による瘢痕、慢性的ない身体ストレス、炎症症状などさまざまな原因で筋膜の異常をきたします。

・治療目的は穏やか圧と伸張により、これら①~③の異常を解消し、筋やその他の構造物の機能を正常にすることと言われています。

・筋膜リリースの方法は、治療者が筋膜の状態を評価し、必要なポイントを決定します。そのポイントを挟むように両手のひらを皮膚に接地させ、ゆっくりと反対方向に引き伸ばしていきます。初めにエラスチン線維が伸張し、徐々にコラーゲン線維が伸張されていくため、伸張時間は90秒~300秒程度の時間をかける必要があります。

・ストレッチとの違い:関節運動を伴わずに可能。筋膜に制限がある場合、ストレッチのみ実施しても効果が半減する。刺激もマイルドで組織温度も上昇すると言われています。

・治療効果は、筋膜の制限が解除されることにより身体が動かしやすくなること、血流・リンパの流れの改善、疼痛の軽減、運動パフォーマンスの向上などが期待できます。

・伸張効果の持続は短く、数時間後~翌日、数日と言われていますが、合わせてストレッチや筋の再教育目的に運動を行うと効果がさらに持続すると言われております。単に筋膜リリースを受けることよりも、筋膜リリース実施後の良い身体状況での運動やトレーニングを行うことが重要となります。

注意点

・禁忌や注意点には以下のものがあります。悪性腫瘍・癌、開放創、縫合部位、感染、発熱時、蜂巣炎、骨髄炎、コンパートメント症候群、血種、動脈瘤、急性期の循環障害など皮膚や循環などに問題のある際は注意が必要です。医師・理学療法士など専門家の指示を受けるようにしましょう。

山形県寒河江市の整形外科 おやま整形外科クリニックのリハビリの特徴

おやま整形外科クリニックでは医師の診察で必要と判断された場合にリハビリ行うことができます。リハビリは運動療法と物理療法に分かれます。”運動療法”では歩き方、関節の曲げ伸ばし方法などを、理学療法士をはじめとしたリハビリスタッフが温かく・丁寧に訓練させていただきます”物理療法”ではマッサージ、衝撃波、超音波、電気、レーザーなど、最新の治療機器を用いて施術します

またこれらの治療に使用する器具・機械は、インターリハ株式会社様ご協力のもと、国内・海外のメーカを問わずプロ野球チーム・プロサッカーチームも採用している最新の治療機器を準備・輸入しております。

スタッフもリハビリ室・リハビリ器具も最新鋭で最高の環境を整えておりますので、是非当院でのリハビリをご検討ください。

治療費

おやま整形外科クリニックでの治療費の例

1割負担2割負担3割負担
初診の診察
レントゲン
リハビリ
処方箋
約***円約***円約***円
再診の診察
物理療法
(電気治療、ウォーターベット)
約***円約***円約***円
再診の診察
運動器リハビリ
(理学療法士)
約***円約***円約***円
再診の診察
膝関節注射
運動器リハビリ
(理学療法士)
約***円約***円約***円

※上記はあくまで一例です。患者さまのご年齢・レントゲンの必要撮影枚数・処方箋の内容・リハビリの内容などにより、前後することがございます。ご理解いただけますと幸いです。

監修

  1. 日塔 善之(にっとう よしゆき): 日本理学療法士協会 認定理学療法士…おやま整形外科クリニック リハビリ部長
  2. 小山 翔平(おやま しょうへい): 日本整形外科学会 認定専門医…おやま整形外科クリニック 院長

山形県寒河江市の整形外科 おやま整形外科クリニックの院長紹介

氏名: 小山 翔平(おやま しょうへい)
出身地: 山形県寒河江市
資格: 日本整形外科学会 認定専門医